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その4
平成19年に大阪府和泉市で250頭の犬たちがいるブリーダーが崩壊し、半数近くの犬がブルセラ病に感染している事件がありました。
ブルセラ菌は人間にも感染しうる病気で、本来日本中にいる犬たちの数%は感染している可能性のある病気だそうです。健康な人が感染しても風邪程度の症状で済むことが多いのですが、妊娠している人は流産の恐れがあり免疫の低下している基礎疾患のある人にとっては重症化する恐れもあり、死亡例も報告されています。
この問題が発生したときに、いわゆる全頭(250頭)を助けなければいけないと主張する人達と、せめて陰性の犬たち(100頭ほど)だけでも隔離して助けたいと思う人達に意見が分かれました。
通常の状態で感染している場合に比べ、このような感染爆発と呼ばれるような事態ではブルセラ菌が突然変異を起こしている可能性まで否定できないからです。
崩壊した現場でボランティアをしていた人達の中に、苦渋の決断で陽性犬殺処分やむなしと考え今後このような事態が二度と繰り返されないために法整備をしたいと、日本動物福祉協会に入り法整備のための活動を始めた人いました。
その5
今回の事態では殺処分もやむなしと考えた人達を、Aさんは「殺処分容認派」と呼びました。あまつさえ今後2度とこのような事態が起こらないようにと願い、法整備したいと考える二人のボランティアさんを激しく憎み「陽性犬を殺すために日本動物福祉協会に入会した」という言いがかりをつけたのです。
陰性犬にこれ以上ブルセラ菌を感染させないためには、一刻も早く陽性犬と隔離する必要がありそのための陽性犬殺処分でもあったのですが、例のエンジェルズがパフォーマンスとも思える抗議行動を行い(Aさんも参加した?)殺処分が遅れ少なくとも数頭が新たにブルセラ菌に感染して処分されました。
大阪府がエンジェルズのような団体に陽性犬を譲渡し助けるというのが、Aさんたち「殺処分反対派」の考えでしたが、人や他の犬への感染が完全に否定できない状況で行政が一民間団体(ましてや疑惑の)に保菌犬を譲渡できるなどということはあり得ない。
その現実を認識できていなかったAさんの、あれほど頑張ったボランティアさんを貶める発言に対しては抗議し続けます。
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